☆メンバー
1.チーム・リーダー:エアン・ソピアック(RUPP教師)
2.サブリーダー:セアン・ニモール(CJCC教師)
3.学生代表(発表者1):ハン・マカラー(RUPP4年生)
4.学生(発表者2):ウム・ソパナヴィー(CJCC事務所)
5.日本人:杉山純子(RUPP教師)
6.学生アシスタント(写真などのお手伝い):ホン・ワナック(当該高校卒業生、RUPP1年生)
7.その他のお手伝い:ウァットチイ・デェト、トム・ソビアップ、サエム・ニウ(以上RUPP1年生)
☆訪問高校
MeasSopheabaneav High School (Kampot)
参加高校生数 98人(12年生)
☆時間
出発時間: AM6:00
高校到着時間:AM8:20
1.日本文化紹介
①折り紙(かぶと…新聞紙(正方形に整形済)を使用、ツル)
②歌(あしたはわたしのたんじょうび…読み方の練習後、合唱)
③エリン(携帯電話…適宜説明あり、あっちむいてホイ…日本人デモ→学生有志による体験)
・カブトは簡単に作れて、頭にかぶって喜んでいた。
・ツルは時間がかかった。
・あっちむいてホイを楽しんでいた。
2.日本語練習
「私は<名前>です。どうぞよろしく」「こんにちは」「ありがとう」「さようなら」
・「ありがとう」、「さようなら」を早速使っていた。
・日本語に興味を持ったようだった。
・「どうぞよろしく」と「わたし」の「し」がうまく言えない。
3.日本語学習体験談
①ハン・マカラー(RUPP4年生)の発表
・日本語学習動機:アニメが好きだった。日本語に興味があった。日本に留学したいと思った。
・日本研修旅行体験:ホームステイや町の様子をスライドで紹介。ゴミを分別すること、交通規則を守ることなども紹介。
・RUPPの奨学金制度。
・日本語関連のアルバイト例:翻訳・日本語教師
・将来の仕事:日系企業、翻訳、日本語教師
・留学も可能
②ウム・ソパナヴィー(CJCC事務所勤務)の発表
・日本語学習動機:日本が好き。仕事に役立つ。留学したい。
・私の仕事:CJCCで日本人と共に働いている。
・今年8月にWorld Youth Meetingに参加予定。日本の学生および他のアジア諸国の学生と協働でプレゼンテーションを行う。
③日本語学習体験談に対する高校生の反応
・興味深そうに聞いていた。
・スライドを熱心に見ていた。
・日本に関心を持ったようだ。
4.高校生/高校の先生からの質問とそれに対する答え
・RUPP日本語学科で奨学金をもらえるのは何人か。- 30人
・大学は寮があるか。- ある。経済的に困っている学生のみ入居が可能。女子優先。
・大学にはコンピュータのクラスがあるか。- ある。
・大学で試験に落ちた時は再試験があるか。- ある。
・大学で就職のための支援はあるか。- ある。就職説明会を開く。
・どうしたら日本に留学できるか。- RUPP日本語学科では毎年3~4人が選ばれて、日本の大学に1年留学する。その他、短期留学もある。
・日本政府はカンボジアをどのように支援しているのか。- 教育面では国費留学生などの留学制度がある。また、カンボジアの発展のために橋や道を作る支援をしている。
5.全体的に良かった点、効果があったと思われる点
・学生がそろっていたので、予定より早く(8:30am)開始できた。
・教室は縫製室だが、きれいで、大きさも充分だった。
・学生はみんな行儀がよく、素直だった。
・質問が具体的で、日本語学習に興味を持った様子だった。
・覚えた日本語を早速使っていた。
・参加したRUPPの学生にとってもよい体験になった。
6.反省点
・RUPP日本語学科のパンフレットが1部しかなかった。(他の機関は10部)
・時間が長くなりすぎて、学生が少し疲れた様子だった。
・時間が長すぎて、カメラのバッテリーが途中で切れた。
・新聞紙でカブトを折ったあと、手が黒く汚れる。その手で、電子機器などを触るのはよくないので、ウェット・ティッシュを持参した。
7.その他
・学校の敷地内で牛を飼っているのが面白い。校庭は牛の糞だらけである。
・ワナックさんの実家でお昼をごちそうになり、歓待していただき、感謝している。食材は自給自足で作っているものであり、野菜も果物も新鮮だった。庭にはのんびりした牛と立派な鶏がいて、その向こうにはのどかな田園風景が広がっている。昔の日本の田舎にも似ていて、懐かしい感じがした。
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