1.チーム・リーダー ロイ・レスミー(RUPP)
2.サブリーダー ハイ・タリー(RUPP)
3.学生代表(高校出身者、発表者1) アム・ヴィト
ウー(RUPP)
4.学生(発表者2) ボイ・ソムニアン(CJCC)
5.日本人 小林正明(RUPP)
6.学生アシスタント(写真などのお手伝い) ヘイン・チイン(RUPP)
7.その他 石本美子(JF)
☆訪問高校
HunsenKachao high School(Kompong Cham)
参加高校生数 139人(男50人、女89人)
☆時間
出発時間: AM6:00
高校到着時間:AM8:30
キャラバン実施内容
1.日本文化紹介
①折り紙(かぶと…新聞紙(正方形に整形済)を使用、ツル)
②歌(あしたはわたしのたんじょうび…読み方の練習後、合唱)
③エリン(携帯電話…適宜説明あり、あっちむいてホイ…日本人デモ→学生有志による体験)
・折り紙のかぶとが好評で、みんな完成後にかぶったままでいてくれた。自分のうちでまた作ってみるつもりだという学生もいた。
・うたは日にちの言い方を覚えるのが難しかったようで、がんばって練習したが、
曲に合わせて歌うことはできなかった。
・「あっち向いてホイ」は、ジャンケンのやり方・タイミングを含めて、楽しんでくれていた。
2.日本語練習
「私は<名前>です。どうぞよろしく」「こんにちは」「ありがとう」「さようなら」
・興味を持ってくれており、発音もうまかった。体験授業がたのしくできた。
・練習後、日本語を勉強したいという学生や、お兄さんお姉さんと同じように日本語を話せるようになりたいという学生がいた。
・日本語はやさしいかもと言う学生もいた。
3.日本語学習体験談
①アム・ヴィトウー発表内容
・日本語を勉強するきっかけ(日本人と働きたい、日本人の友達がほしい、日本へ留学したい。)
・日本文化の理解や日本人学生との交流
・アルバイトと勉強の両立
・日本留学及びホームステイの経験
・将来の夢(大学の先生になりたい、JICAで働きたい)
②ボイ・ソムニアン発表内容
・日本語を勉強するきっかけ(高校のとき、友達が「ありがとう」を話すのを聞いて、きれいな音だと思った。)
・日本語学科の特徴(時間をまもること、ちゃんと勉強しなければならないこと)
・日本への短期研修の経験
・卒業後の働き方(例えば週3で働き、空いた時間は通訳をすること。日本語ができると、たくさん仕事があること)
③日本語学習体験談に対する高校生の反応
・留学に興味あり
・日本語を勉強したい、日本人の友達がほしい、日本へ行きたいと言う学生もいた
4.高校生/高校の先生からの質問とそれに対する答え
・学費はいくら?(奨学生は少し、一般学生は$450/年かかる)
・クラスの時間は選択できる?(奨学生は選択不可、ただし一般学生は午前・午後の選択可。)
・アルバイトはできる?(勉強しながら可能。日本語の先生や通訳等)
・日本への行くことができる?(がんばれば、条件によって可能。優秀な学生なら1年間、留学できるチャンスあり)
5.全体的に良かった点、効果があったと思われる点
・折り紙と日本語のあいさつ指導、エリンDVDで日本・日本語に興味をもってくれた。
・特に「かぶと」が効果的だった。
・日本語が話したい、日本人と働きたいという感じがした。
・田舎の遠い場所だったので、意味のある情報提供ができた。
・質疑応答時、学生が満足そうな表情をしていた。
・これから日本語学習者が増えたり、つながりができていくように思われる。
6.反省点
・指導する人員が少なかったこともあり、折り紙「つる」の指導が難しく、時間がかかった。
・全体的に時間が足りなかった。2時間半くらいでちょうどいい。
7.その他
・道中、でこぼこの悪路があり、予定していた時刻に着くかどうか不安だった。
・アンケートの中で、意図が分かりにくいという質問が出た。
・アンケートを早々に終えてしまった学生が時間を持て余しているように見えたので、日本の伝統的な遊具「けん玉」を紹介して代表の学生にやらせてみると、かなり盛り上がった。コマなど、伝統的な遊びのデモを増やしてもいいかもしれない。
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