1.チーム・リーダー:スオス・チャンディナー(RUPP教師)
2.サブリーダー:ボイ・ソムニイアン(CJCC教師)
3.学生代表(発表者1):カウ・ソティアロット(RUPP卒業生、韓国系企業勤務)
4.学生(発表者2):コイ・サット(RUPP学生)
5.日本人:米澤千昌(RUPP教師)
6.学生アシスタント(高校出身者):メッチ・ソックメェン(RUPP学生)
7.その他:町田達也参事官(大使館)、以下RUPP学生:ソー・ソパリカ、ラ・セレイリアム、チョン・コンティア、シェン・チョムラウン、ケン・サオピアラー
☆訪問高校
Preah Bat Norodom High School
参加高校生数70名
☆時間
出発時間: AM6:15
高校到着時間:AM8:45
1.日本文化紹介
①折り紙(かぶと、ツル)
②歌(あしたはわたしのたんじょうび)
③エリン(装飾携帯電話、あっちむいてホイ)
その他:写真(自走販売機、金閣寺、お城、千羽鶴)を見せて、少し紹介した。
・みんなとても楽しんでいた。特に、あっちむいてホイはみんな楽しんでいた。
・折り紙は、少し時間がかかったが、みんな完成した時は嬉しそうだった。
・少し時間が余ったので、急遽、日本の写真を見せて紹介した。これも、興味をもっているようだった。
2.日本語練習
「私は<名前>です。どうぞよろしく」「こんにちは」「ありがとう」「さようなら」
・自己紹介は難しそうだったが、そのほかのあいさつはみんな覚えられたと思う。帰るときも、「さようなら」とあいさつをしてくれた子がいた。少し日本語に触れて、日本語を勉強したいと思った子が何人かいたようである。
3.日本語学習体験談
①カウ・ソティアロットの発表
・日本語学習目的:カンボジアではまだ日本語ができる人が少ないので、日本語が話せたら就職に有利
だと考えた。
・在学中:研修など楽しいこともたくさんある。4年生になると、ビジネスと教育の2つの専攻にわかれ
て勉強できる。
・卒業後:日本人と一緒に働いた。通訳。
・メッセージ:高校卒業後の専門を選ぶことが大切。
②コイ・サットの発表
・日本語学習目的:戦後の日本の経済成長に関心、映画で日本語に触れて興味をもった。
・勉強の様子:グループワークが多いので、グループで協力して活動ができるようになった。
・将来の夢:日本人と働きたい。
③日本語学習体験談に対する高校生の反応
実際に日本語を勉強している先輩や、卒業して社会で活躍している先輩の話はとても興味を持って聞いていたと思う。
4.高校生/高校の先生からの質問とそれに対する答え
・貧乏な学生でも、日本語学科で勉強できますか。- できる。2つの奨学金システムがある。
1.国から奨学金をもらう奨学生クラスがある。
2.入試の結果により、日本の会社から奨学金がもらえる。
・どうやったら日本語学科にはいれますか。- ①高校を卒業する ②入試を受ける(一般教養、クメール語) ③面接
・全く日本語を勉強したことのない人でも日本語学科に入ることができますか。- できる。日本語学科はゼロから教えているので大丈夫。参加したメンバーの中にも、ゼロから始めたメンバーがいると紹介。
5.全体的に良かった点、効果があったと思われる点
・日本語体験学習をし、プレイベンにも日本語学習機関を作ってほしいという学生がいた。日本語に興味を持ってもらえたのだと思う。
・2時間はあっという間で、学生たちも一生懸命参加してくれたと思う。みんな日本に行きたいと言っていた。
6.反省点、問題点
・朝、バスが時間通りに来なかった。(原因:時間がうまく運転手に伝わっていなかった。)
・プロジェクターを移すのにちょうどいい場所がなく、少し見にくいが黒板に写すことになった。これも事前に確認できていたら、紙でスクリーンを作っていけたと思う。
7.その他のコメント
・今回のプロジェクトの目的の「日本語や日本文化を広める」ことは、効果はあったと思う。
・また、今カンボジアでは、日本語教師同士や、学習者とのつながりがあまりないように感じるが、今回のキャラバンを通して、そのつながりを強くすることができたと思う。
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